カフェ・喫茶店ではどうやってコーヒーを入れているのか?

コーヒーの淹れ方には様々な方法があります。それぞれの特徴について解説します。

コーヒーサイフォン

サイフォンはコーヒーを淹れるための器具のひとつで、気圧の差によって湯を移動する仕組みを持っています(フラスコのような形をしています)。コーヒー専門店やフルサービスの個人経営のカフェなどで使用されています。

扱いが難しく淹れる人によっても味にバラつきが出てしまうため、大人数のお客さんを対象とするセルフサービスのお店で使用されることはほとんどありません。

ネルドリップ

コーヒーを抽出するフィルタに布を使用する淹れ方です。コーヒーに含まれる油分をより多く抽出でき、苦味や酸味、味の濃さを調整できるメリットがある反面、布を洗浄する必要がある、抽出に時間がかかるといったデメリットがあります。

サイフォン同様にセルフサービスのお店では使用されません。

ペーパードリップ

コーヒーを抽出するフィルタに紙を使用する淹れ方です。フィルタに使用する紙を使い捨て出来る手軽さもあり家庭でも使われることがあります。

コーヒーマシーン

自動でコーヒーを抽出することのできる器具です。基本的にボタンひとつで出来る上に、誰が淹れても短時間で同じ味のコーヒーを作ることが出来るため大量のお客さんを捌く必要のあるセルフサービスのチェーン店で使用されています。

お値段は1万円程度の手軽なものから数十万円するものまで様々です。コーヒーメーカーとも呼ばれることもあります。